こんにちは。Natsukiです。
今日は長野県松本市にある『松本ホテル花月』というホテルについてご紹介します。
松本ホテル花月の本館と別館(旧館)の違いを比較していきますので、これから宿泊をお考えの方は是非参考にしてみてくださいね。
また、こちらのホテルでいただける朝食や、宿泊者以外でも楽しめる喫茶店『八十六温館』についてもご紹介していきますので要チェックです!
最後まで読んでいただけると嬉しいです!
松本ホテル花月はどんなホテル?

まず、簡単に『松本ホテル花月』というホテルについてご紹介します。
住所 | 〒390-0874 長野県松本市大手4丁目8-9 |
電話番号 | 0263-32-0114 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
『松本ホテル花月』は、長野県松本市にある三ツ星ホテルのひとつです。
明治20年創業というとても長い歴史を持ち、古くから松本で愛されその歴史を守っています。
皆さんは松本民芸家具を知っていますか?
松本市周辺では江戸時代から家具づくりが盛んに行われたと言われており、現代でもその伝統は受け継がれています。
「組手接手(くみてつぎて)」と呼ばれる技法を使って様々な無垢材をたくみに組み接ぎ、重厚感のある、美しく温かい木目調の家具たちがうまれるのです。
『松本ホテル花月』の建物内では、この松本民芸家具がずらりと並び、歴史の奥ゆかさと家具の美しさを堪能できますよ。
松本ホテル花月は、この空間を『民藝精神が息づく洋館』と呼んでいます。
『民藝に泊まる』だなんて、なんだかわくわくしちゃいますよね!
松本市と言えば松本城を思う人も多いのではないでしょうか。
この『松本ホテル花月』は国宝である松本城から徒歩5分という好立地で観光にも適しています。
街歩きにも最適で、松本の歴史まで体感できるホテルなのです・・・!
松本ホテル花月の本館と別館(旧館)の違いを調査!

『松本ホテル花月』には本館と別館(旧館)と呼ばれる二つの建物が存在します。
それぞれに宿泊できる客室がありますが、造りの異なった2つの建物です。
どちらに泊まろうかな?と迷っている方のためにその違いをご紹介していきますね!
違い①客室の造り
松本ホテル花月の本館と別館(旧館)では客室の造りが少し異なります。
こちらではその違いについて説明していきますね。
まず、別館(旧館)について。
松本ホテル花月の別館(旧館)には、『スイートルーム』『デラックスツインルーム』『コンフォートツインルーム』と呼ばれるような、本館にはないラグジュアリーなお部屋が存在します。
客室は広めに造られており、寝室とリビングがそれぞれ独立したお部屋であったり、バルコニーがついていたりと、お部屋でリラックスできる工夫がされています。
また、この三つのお部屋には、大きな猫足のバスタブがあるのも素敵なポイントです!
【別館(旧館)の客室造りまとめ】
客室の名前 | 客室の広さ | こんな人にぴったり |
---|---|---|
スイートルーム | 約50平米 | 夫婦、女子旅、ファミリー |
デラックスツインルーム | 約34平米 | 夫婦、カップル、女子旅 |
コンフォートツインルーム | 約23平米+バルコニー約10平米 | 夫婦、カップル、女子旅 |
ツインルーム | 約22平米 | 夫婦、カップル、女子旅 |
コージーツインルーム | 約20平米 | 女子旅 |
シングルルーム | 約15平米 | 一人旅、ビジネス |
和室 | 8畳/10畳 | 夫婦、女子旅、ファミリー |
『ツインルーム』『コージーツインルーム』『シングルルーム』『和室』には残念ながら猫足バスタブはありませんが、どれも木のぬくもりが感じられる工夫が凝らされたお部屋たちですよ!
つづいて、本館について。
本館は別館(旧館)と比べるとやや客室面積は小さめに造られていますが、天井が高く、オフホワイトの色彩を基調としているので広がりを感じることができます。
別館(旧館)と比べ、現代的な造りになっており、快適に過ごすことができます。
更に別館(旧館)にはないセミダブルルームもあり、カップルでの利用も多いそうですよ!
【本館の客室造りまとめ】
客室の名前 | 客室の広さ | こんな人にぴったり |
---|---|---|
スーペリアツインルーム | 約36平米 | 夫婦、カップル、女子旅 |
スタンダードツインルーム | 約24平米 | 夫婦、女子旅、一人旅 |
セミダブルルーム | 約18平米 | カップル |
シングルルーム | 約18平米 | 一人旅、ビジネス |
和室 | 約10畳/約12.5畳/約14.5畳 | 女子旅、ファミリー |
和室も広さの違う3種類のお部屋があり、様々な客層のニーズに応えることができます。
違い②客室の雰囲気
松本ホテル花月の本館と別館(旧館)では、客室の雰囲気が異なります。
どんな風に雰囲気が違うのか気になりませんか?
こちらで紹介していきますね。
別館(旧館) | 1973年建設 | お部屋の至る所に歴史を感じられる松本民芸家具が配置されている。木の梁が天井に張り巡らされていたり、漆喰の壁や趣のあるランプなど、レトロな物語を醸し出す空間。 |
本館 | 1997年建設 | オフホワイトを基調とした室内と高く造られた天井により広がりを感じられる室内。各部屋は民芸品や家具で装飾したあり、落ち着いた雰囲気。 |
別館(旧館)は築年数が本館よりも古く、なつかしさを感じることのできるレトロな空間です。
本館、別館(旧館)、どちらも松本民芸家具は楽しめるのですが、別館(旧館)の方が本館よりも、様々な工夫によってその歴史や伝統を深く味わえるようになっています。
一方で、本館では白を基調としたお部屋に松本民芸家具がマッチして、何とも洗練された歴史と現代の融合を楽しむことができるんですよ。
私は本館に宿泊したことがありますが、本館でも重厚感のある温かい家具たちに魅了されたものです。
しかし、別館(旧館)のスイートルームには憧れちゃいます。
一度は泊まってみたい・・・!
違い③宿泊料
松本ホテル花月の本館と別館(旧館)では、やや宿泊料が異なります。
是非参考にしてみてくださいね。
【本館と別館の平均的な料金帯(素泊まりの場合)】
棟 | 平均的な料金帯 |
---|---|
本館 | 12,000円~30,000円 |
別館(旧館) | 10,000円~40,000円 |
こちらの表では、素泊まり時の平均的な料金帯をまとめてみましたが、同じ棟でもお部屋や時期によってかなり料金差があります。
シングルルームの素泊まりだと、レトロな雰囲気の別館(旧館)のほうがリーズナブルに宿泊できるんですね!
別館(旧館)のスイートルームでは、素泊まりでも一人当たり約20,000円(二名利用時)と、他のお部屋とはかなりお値段が変わります。
しかしとっても素敵なお部屋なので、スイートルームの利用者も多く大人気だそうです。
特別な日に予約して泊まってみたいですよね!
本館は別館(旧館)に比べると、お部屋による料金差はさほど激しくはないですが、和室は広さによってお値段が大きく変わってきます。
宿泊する人数に応じて、泊まるお部屋を検討してはいかがでしょうか。
違い④建物内の設備
松本ホテル花月では、これまで本館と別館(旧館)の二つの建物に客室があるとお伝えしてきましたが、それぞれの建物内には違った設備が完備してあります。
ここでは、建物内の造りについて見ていきましょう。
本館にある設備 | エントランス(チェックインロビー) レストラン『Ikaza』 女性大浴場 |
別館(旧館)にある設備 | 喫茶室『八十六温館』 男性大浴場 |
まず、松本ホテル花月に着いたら本館一階のエントランスから中に入っていきます。
ここでチェックインやチェックアウトをするような形です。
ここから、別館(旧館)へも移動が可能なので、違う棟へ行き来したい時はこちらの一階を経由する必要があります。
レストラン『Ikaza』と『女性大浴場』はエントランスロビーと同じ本館の建物内にありますので、そちらを利用する方は本館に宿泊すると、あまり移動せずに過ごすことができますね。
逆にレストランは利用せずに喫茶室『八十六温館』と『男性大浴場』を利用したい、という方は別館(旧館)が便利かもしれません。
本館と別館(旧館)あなたにぴったりな選び方は?

結局どっちに泊まったらいいのー!!!
そんなあなたに、松本ホテル花月の本館と別館(旧館)の選び方をまとめました!
『別館(旧館)』をおすすめしたいのはこんな人!
以下の皆さんは『別館(旧館)』に宿泊することをおすすめします!
記念日や誕生日など、特別な日に宿泊したい人
『スイートルーム』『デラックスツインルーム』『コンフォートツインルーム』
別館(旧館)内にある、特にこの3部屋がおすすめです!
『スイートルーム』は約50平米もあるとても広いお部屋で、リビングと寝室が分かれており、まるでフランスパリのアパルトマンに住んでいるような気分になれます。
『デラックスツインルーム』は『スイートルーム』よりは小さめですが、ヨーロッパの小さなホテルに来ているかのような気分に。
こちらもリビングと寝室が分かれているので、ゆったり過ごすことができますよ!
『コンフォートツインルーム』は、『スイートルーム』や『デラックスツインルーム』のように、独立したリビングはありませんが、なんとひろいバルコニー付き!
バルコニーで星を眺めたり、松本の景気を見ながら朝のコーヒータイムもいいですね。
ビューバスがあるので、お風呂に入りながらバルコニー越しの景色も楽しむことができます。
こちらの3部屋は、特別な日に特別な思い出を作れること間違いなしです・・・!
サプライズの旅行でもきっと喜んでもらえると思いますよ!
かなり人気なお部屋なので、早めに予約をしておきましょう。
松本民芸家具やレトロな雰囲気を深く味わいたい人
なぜなら、別館(旧館)は本館よりも建物の歴史が長く、お部屋のいろいろなところに細かい装飾が施されているから。
随所に配置されている松本民芸家具はどれも美しく、歴史を感じるものばかりです。
別館(旧館)にも様々なタイプのお部屋があるため、ご自身に合ったお部屋を選んでみてくださいね。
お部屋の造りについてはこちらで紹介していますので参考にしてください。↓
リーズナブルに宿泊したい人(特に一人旅やビジネス利用)
こちらはすべてのお部屋の中で最安値のお部屋が別館(旧館)にあるという意味です。
とくに安いのは『シングルルーム』と『和室(8畳)』のお部屋。
三ツ星ホテルである松本ホテル花月ですが、早割を利用すると、この二つのお部屋は一泊10,000円以下で泊まれることも。
かなりお得です!
松本ホテル花月に泊まりたい!でもお値段も抑えたい!
そんな方におすすめなお部屋チョイスです(^○^)
『本館』をおすすめしたいのはこんな人!
以下の皆さんは、『本館』に宿泊することをおすすめします!
チェックインや(女性の)大浴場など移動を最小限にしたい人
なぜかというと、チェックインカウンターが本館一階に位置するからです。
また、女性大浴場やレストラン『Ikaza』も本館の館内にあります。
それらを利用する方は本館内の客室に宿泊すれば、一階を通って旧館まで移動する必要がないんですね。
しかし注意すべきなのは、男性大浴場は旧館の地下一階にあるということです。
男性大浴場をりようしたい、レストランは利用しないよ!
そんな方にとっては別館(旧館)の方が便利かもしれません。
ご自身の行動を考えて宿泊する建物を決めましょう。
和室で家族みんなでゆったり泊まりたい人
特におすすめは本館内にある『和室』です。
本館内にある和室は、10畳、12.5畳、14.5畳の3つの広さから選ぶことができます。
家族の人数に応じて広さを選べるのは嬉しいですよね!
また、小さいお子さんがベッドから落ちる心配がないのが和室の魅力です。
10畳の和室では、バストイレは同じ空間にありますが、12.5畳の和室と14.5畳の和室ではバストイレがセパレートになっています。
お部屋が広くなるごとに、ひとりあたりの宿泊料が1,000円~3,000円ほど高くなっていきますので、そちらも事前にチェックしておくといいですね!
和室の広さ | 定員 | バストイレ | お値段(一人当たり) |
---|---|---|---|
10畳 | 1~4名 | 同室 | 10,000円~ |
12.5畳 | 1~6名 | 別 | 12,000円~ |
14.5畳 | 1~8名 | 別 | 15,000円~ |

私が以前宿泊したときはまだ子供が生まれていませんでしたが、次宿泊するときがあれば、こどもやおじいちゃんおばあちゃんも一緒に広い和室に泊まれたら楽しいだろうな~と思います!
松本ホテル花月で食べられる朝食は?

松本ホテル花月では素泊まりも可能ですが、朝食をつける方が多いようです。
どんな朝食がでてくるのか気になりますよね!
ここでは、松本ホテル花月で食べられる朝食についてまとめていきます。
気になる朝食メニューはズバリ『和食のおばんざいビュッフェ』です!
嬉しいのは、信州の食材中心に作られた朝食であるということ。
長野県産コシヒカリにあうおばんざいや、季節の炊き込みご飯など。
日本らしい、体に優しいメニューがずらりと並びます。
サラダビュッフェも充実しており、松本平で採れたお野菜たちなんだとか!
そして信州産の100%のフルーツジュースも数種類あります。
長野って本当にフルーツジュースが美味しいんです!
松本に住んでいたころは、いつも冷蔵庫に桃やりんごの100%ジュースをストックしてました。
旅行でも、いろんな種類の美味しいジュースを少しずつ堪能できるのは嬉しいですよね!
松本ホテル花月で朝食を食べられるのは宿泊者のみとなります。
これはやっぱり朝食付きにしなければ・・・!
松本ホテル花月にある喫茶店『八十六温館』ってどんなところ?

松本ホテル花月の別館(旧館)一階には『八十六温館』と呼ばれる喫茶店があります。
宿泊者以外の人も利用できる喫茶店で、これがまた素敵なお店なのです・・・!
『八十六温館』は『ヤトロオンカン』と読むんですよ。
名前の由来は、86度のお湯で丁寧に入れたネルドリップコーヒー。
これを飲まずには帰れません。
喫茶室定番メニューだけでなく、欧風のカレーライスやちらし寿司まで幅広くお食事も楽しめます。
ケーキのショーケースにはずらりと美味しそうなスイーツが並びますが私の一押しは『昔ながらのプリン』。
どこか懐かしさを感じる優しい卵のお味が口いっぱいに広がります。
この『八十六温館』は、なんと創業当時のままの配置で今も営業しているんです。
松本民芸家具と、明治20年にタイムスリップしたような不思議な感覚を是非楽しんでみてくださいね。
【八十六温館の営業時間】
モーニング | 7:00-10:00 |
ランチ | 11:00-14:00 |
ティータイム | 14:00-17:00(ラストオーダー16:30) |
いかがだったでしょうか。
松本ホテル花月に泊まる準備はOKですか?
皆さんの旅が素晴らしいものになることを祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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